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竹酢液とは?
竹酢液の主成分は酢酸で、その中には多くのフェノール、ポリフェノールが含まれ、
それらは細菌やカビに対して殺菌・消毒効果があることが知られています。
また、
竹酢液に含まれているポリフェノール類は、最近問題になっている『活性酸素』を
防ぐ働きがあります。
アルツハイマー痴呆症の予防、高血圧症、骨粗鬆症などの予
防、免疫力をたかめるなどの働きもあります。敏感肌、乾燥肌で悩んでいる人、水
虫やすり傷などにも肌に塗ることで健康な肌を作る効果が期待出来ますし、化粧品
の素材として利用度が高いのも大きな特徴です。
竹酢液にはわかっているだけでも
約200〜280種類以上の成分が含まれており、主成分の酢酸は皮膚素面の角質
をやわらかくしたり、引き締めてくれます。アルコール成分は殺菌・消毒の働きを
し、アルデヒド成分は浸透性に優れています。
また、竹酢液には炭素粒子が多く含
まれているために、皮膚そのものを若返えらせる作用も知られています。皮膚科専
門医師の臨床例では、竹酢液は乾燥性皮膚炎や慢性湿疹、疥癬などの皮膚疾患や水
虫、アトピー性皮膚炎などに効果があることが認められています。
動物実験で、竹 酢液や木酢液は腸管内の善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを正常化させて腸の
健康増進に役立つ事が分かっており、免疫力の向上と疲労回復にも大変優れた効果
があるということで健康飲料にも利用されているのです。
最近の医学専門誌に、竹
酢液や木酢液の効用が報告されていますが、糖尿病が正常値に戻った、慢性肝疾患
やステロイドによる副作用が緩和された、便秘の改善、冷え症、更年期障害の症状
の緩和、ホルモン異常の改善など多くの驚くべき結果が報告されています。
元大阪市立大学医学部講師
山ロクリニック院長 医学博士 山口武津雄
竹酢液の育毛効果
竹酢液は20〜30倍に薄めて洗髪後にリンス替わりに髪にかけて使うのが一般的だ。
その場合は、竹酢液特有の燻製の様な臭いが問題だが、洗髪後に
竹酢液をかけて、 湯船に数十分浸かった後に
洗い流しても良い(この場合は効果が下がる)。
竹酢液の育毛効果は
1.殺菌効果。
2.皮膚を弱酸性にする効果。
3.角質を柔らかくする効果。
殺菌効果は、頭皮に有害な皮脂を増やすマラセチア真菌等に有効な為育毛効果が期待できる。
皮膚を弱酸性にする効果、男性の皮膚はアルカリ性に傾きやすいため雑菌が繁殖しやすく
脱毛の原因となる。女性がハゲにくいのも皮膚が酸性に保たれているからとも言われ、
特に暑い季節は汗をか、皮膚がアルカリ性に傾きやすいので注意が必要だ。
角質を柔らかくする効果は、古い角質が柔らかくなって剥がれ易くなれば毛穴を塞ぐ事も無くなり、
皮脂の排出を促す為に育毛に効果的といえるだろう。
竹酢液の危険性
竹酢液には発ガン性のあるタールが含まれているので園芸用や肥料用の竹酢液は
使わず、タールの含まれていない入浴用等の竹酢液を使った方が良い。
竹酢水は、木酢水に比べてもミセルロース(糖分)、セルロース(炭水化物)
リグニン(炭水化物)が少ないので、有害であるタール分が溶け込めにくいとも言われている。
竹酢液の有効成分
(カルボン酸)
酢酸 42.80%
プロピオン酸 3.06%
クロトン酸 0.20%
(フェノール類)
エチルフェノール ?
4-7セチルーメトキシフェノール 0.97%
4-7リル2.6−ジメトキシフェノール 0.38%
(グアイアコール) 2.32%
エチルグアイアコール 0.38%
パリニン 2.28% 天然香料
(クレゾール類)
O-クレゾール 5.39% 防腐
P-クレゾール +1.39%
(アルコール類)
メタノール 0.96%
(フラン類)
フルフラール2-フルアルデヒド 6.15%
テトラヒドロフルフリルアルコール 0.42%
5-メチルフルフラール 0.34%
5-ヒドキシメチル -2フルフラール 1.02%
酢酸メチル 0.74%
プチル酸 1.67%
その他、数百種の成分ミネラルを含む。
分析者 宮崎大学工学部(松井研究室)
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