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植毛とは?
植毛とは、薄毛になった部分に毛髪を移植することによって薄毛を
改善する方法である。
植毛には自らの毛髪をを薄毛の部分に移植する自家植毛と人工毛を植える植毛がある。
しかし、人工毛を使った植毛はトラブルが多発した為に下火となり(米国では人工毛による植毛は
禁止されている。)、現在は植毛と言えば自家植毛が
主流となっている。
自家植毛とは?
自家植毛とは、今ある自らの後頭部の毛髪をドナーとして薄毛の気になる部分へと移植する手術である。
後頭部の毛髪は薄毛の原因になるDHT(活性型男性ホルモン)の影響が少ない為に、脱毛症体質であっても毛量は多いので
後頭部の頭皮を切り取り、頭皮を1〜3本単位に株分けし薄毛の部分に穴を開けて
移植する。
手術後の移植毛は後頭部の薄毛になり難い性質を持っているので、
正常な毛髪として成長し、薄毛の根本的な改善に繋がります。この方法を遊離植毛術という。
皮弁術や縮小術もあるが、自然な仕上がり具合から現在は遊離植毛術が主流となっている。
この手術は欧米で薄毛の解決法として
広く行われている安全で効果的な改善方法である。
植毛可能な本数
一度に移植可能な最大本数は個人差もあるが3000〜4000本で
その際必要な後頭部の頭皮の面積は1.5cm×25cmほどである。
1回目から次回の植毛を受けるには個人差もあるが、6ヶ月以上の期間を開けて可能になる。
植毛可能な回数は後頭部の頭皮の状態にもよるが3回ほどと言われているので
最大本数を3回受けた10000〜12000本が自家植毛で増やせる毛量の限界である。
植毛の費用
植毛の費用はクリニックにもよるが、最大の3000〜4000本で100万〜150万円ほどが相場である。
しかし、植毛は一生の問題なので料金に拘らず、より技術の高く、医療環境の良いクリニック
選びが重要となってくる。
植毛の問題点
植毛は最も効果的な薄毛対策と言えるが一番の問題はその高額な費用である。
3回最大本数を移植したとして費用は300万以上になるが、本人にとっては
深刻な薄毛の悩みを軽減あるいは解決できるのであれば、ローンを組むなどすれば
許容できる範囲の金額だと思える。
もう一つの問題は術後に残る頭皮の縫合跡である。
植毛は後頭部から頭皮を切り取る為に、その縫合跡が植毛の欠点として指摘される事がある。
しかし縫合跡は時間と共にかなり目立たなくなり、後頭部の毛髪で普段はカバーされて
見えない状態になっているので日常生活で問題になる事はまずないと言える。
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