抜け毛・脱毛
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ミノキシジル
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ミノキシジルとは

発毛促進系の育毛剤で代表的な成分は米国の製薬会社であるファルマシア・アップジョン社が開発した ミノキシジルである。

ミノキシジルは元々1970年代後半に経口血圧降下剤として開発されたが、 患者に副作用として多毛症の症状が出たために、育毛剤の外用薬として米国FDAに認められた。

しかし、ここで紹介するのは外用薬ではなく経口タイプのミノキシジルである。

ミノキシジルの効果

HGF(肝細胞増殖因子)増加
内皮血管増殖因子(VEGF)mRNAを増加
毛の成長に欠かせないプロスタグラジン・エンドペルオキシドの 合成酵素であるPGHSを活性化
IGF−1の効果を高める
等の育毛効果がある。

ミノキシジルの効果として、頭頂部のハゲには有効だが生え際後退型の脱毛には 効果が低いと言われている。

ミノキシジルの成分の吸収を促し、その効果を高めるアイテムは L-リジンがある。

経口タイプのミノキシジルのメリットデメリット

元々外用薬のロゲインとして登場したが、今は経口タイプの使用者が多いようだ。
塗布タイプと経口タイプの違いをとは?

●経口タイプのメリット
・頭皮のPGによる痒み、かぶれの心配がない。
・出勤前など忙しい時でも塗布の手間がかからない。
・塗布によって髪が濡れた様になったり、ボリュームが無くなることがない。
・直接胃から血液に入るので吸収率が良く、塗り残しの心配も無い。
・付け過ぎてしまったり、こぼしてしまったり等のトラブルがない。

●経口タイプのデメリット
・元々経口血圧降下剤の為、体に負担がかかるので定期的な健康診断等が必要。


経口タイプのミノキシジル情報


製品名 社名 製造国
Loniten (ロニテン) Pharmacia & Upjhon アメリカ製
EU-Loniten(ロニテン) Pharmacia スペイン製
Minoxidil Tablet
(ミノキシジルタブレット)
TO Med タイ製

※価格的な面からタイ製ジェネリック廉価版のミノキシジルタブレットの使用者が多い。


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