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発毛促進系の育毛剤とは?
発毛促進系の育毛剤とは、頭部に塗る事によって血行を促進し
毛根に十分な栄養を行き渡らせる事によって育毛発毛効果を生み出す育毛剤である。
一般的に薄毛の人の頭皮の温度は、そうでない人の頭皮の温度より1〜2度低いといわれている。
その為、滞った血流を強制的に活発にすることにより、発毛育毛効果が期待できる。
発毛促進で代表的なミノキシジルとは?
発毛促進系の育毛剤で代表的な成分は米国の製薬会社であるファルマシア・アップジョン社が開発し
ミノキシジルである。
ミノキシジルは元々1970年代後半に経口血圧降下剤として開発されたが、
患者に副作用として多毛症の症状が出たために、育毛剤の外用薬として米国FDAに認められた。
ミノキシジルHGF(肝細胞増殖因子)増加
内皮血管増殖因子(VEGF)mRNAを増加
毛の成長に欠かせないプロスタグラジン・エンドペルオキシドの
合成酵素であるPGHSを活性化
IGF−1の効果を高める
等の育毛効果がある。
ミノキシジルの半減期
ミノキシジルは塗布から6時間効果が持続するので6時間以上時間を空けて
塗布する事が望ましい。
ミノキシジルの有効部位
ミノキシジルの効果として、頭頂部のハゲには有効だが生え際後退型の脱毛には
効果が低いと言われている。
ミノキシジルの吸収を高めるアイテム
ミノキシジルの成分の吸収を促し、その効果を高めるアイテムは
レチノイン酸やL-リジン等がある。
ミノキシジルを含むアイテム
ミノキシジルを含む主な商品は・・・
塗布タイプは→リアップ ロゲイン カークランド
リグロー ヘッドウェイ
経口タイプは→ロニテン ミノキシジルタブレット
である。
元々ミノキシジルは経口剤から改良し外用薬として発売されたが、塗布の手間やベタつく不快感、
かぶれなどから、
改良前の経口タイプ愛用者が多いのも興味深い。
その他の発毛促進系アイテム
その他の発毛促進系育毛剤は
LIONのイノベートがある。
イノベートは発毛促進指令を出す、BMP(ビーエムピー)とephrin(エフリン)を
増幅する サイトプリンという有効成分を含む育毛剤である。
ミノキシジル使用中止後のリバウンドが気になる場合は、ミノキシジルの代わりに
イノベートを用いる育毛法をとる人もいる。
その他の発毛促進系は伝統的な成分として、トウガラシエキスやセンブリエキス・ビタミンE
を含んだ育毛剤がある。
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