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大豆唐辛子(イソフラボン+カプサイシン)の効果
熊本大学・岡嶋研二助教授の研究によると、唐辛子の主成分で発汗作用や
体脂肪燃焼効果のあるカプサイシンと大豆に含まれる、
穏やかな女性ホルモン様作用のある
イソフラボンの2つに育毛効果があることが示された。
それぞれの効果は、カプサイシンは毛母細胞を増やしたり、
成長期間を延ばすインスリン様成長因子を増やす働きのある
カルシトニン遺伝子関連ペプチドを放出する。
イソフラボンはこのカルシトニン遺伝子関連ペプチドを増やす働きがあるとされた。
検証のために毎日3回、カプサイシン6mg(唐辛子2グラム相当)と
イソフラボン75r(大豆30グラム相当)をサプリメントで摂取。
摂取開始後一週間で頭頂部やまゆ毛に発毛が確認された。
カプサイシンの育毛効果
カプサイシンの皮内注射と塗布はマウスにおいて成長期毛の
誘導作用を有しているので、男性型脱毛症の場合でも効力を有する可能性がある。
外用カプサイシン(0.075%)は円形脱毛症に対して効果的な治療である可能性があると報告されていて、
マウスを対象にした研究ではミノキシジルとの併用が毛成長を促進していることが示されている。
だが、その作用はサブスタンスPの分泌が促進された為と考えられる。
韓国の研究で、カプサイシンは成長段階を早く引き起こすだけでなく、
毛髪の成長に一定の影響を持っていることがわかった。
これは、カプサイシンとミノキシジルの併用が
育毛に有効であると結論づけられる。
イソフラボンの育毛効果
大豆イソフラボンと緑茶の組合せがマウスの実験でテストステロンと
DHT(活性型男性ホルモン)の血清濃度を減少させた。
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