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甘紫蘇スプレーとは?
甘紫蘇スプレーとは2001年〜2002年頃、faf(for a fact)という
有名な育毛掲示板において、理論的な育毛論を展開したkeio氏によって
考案された自作の育毛剤である。
脱毛は炎症性サイトカインによる炎症によって引き起こされる事に着目し、、
抗炎症効果のある紫蘇葉と甘茶、血行促進効果のあるセンブリを主成分とした。
好みによって桑白皮、楊梅皮を加えても良い。
甘紫蘇スプレーの育毛効果
甘紫蘇スプレーは脱毛予防系の育毛剤に分類される。
主成分の脱毛予防効果は以下のようになる。
●甘茶
炎症性サイトカインであるTGFベータ2の働きを抑制し、
毛髪の成長期を延ばす「AMA1」が 有効成分。
●紫蘇葉
炎症性サイトカインであるTNF-アルファを抑制。
●センブリ
血流を促進し、毛髪を作る毛母細胞を刺激。
●桑白皮
血行促進作用と退行期や休止期に入った毛髪を成長期に変える効果。
●楊梅皮
殺菌と抗炎症作用。
甘紫蘇スプレーの作り方
1.甘茶80g、紫蘇葉40g、センブリ20gを1000ccの精製水で30分煮てる。
2、出来た溶液と、煮た際に残った甘茶、紫蘇葉、センブリを 無水エタノール500ccの中に 1週間漬ける。
3.溶液と甘茶、紫蘇葉、センブリを漬けたエタノールを7対3の割合で配合して完成。
※甘茶はアマチャヅルではないので注意。
※エタノールでかぶれる場合はエタノールの濃度を下げるか、使用中止したほうが良い。
材料の入手法
甘茶、紫蘇葉、センブリは漢方を扱う薬局で買える。
もし、無い場合はネットの通信販売で購入できる。
http://ww7.tiki.ne.jp/~onshin/yaku100.htm
紫蘇葉エキスの飲用について
「紫蘇葉エキスの経口的投与により、TNF-アルファの過剰産出が抑制された。
マウスにOK-432を連続的に注射すると血漿中に大幅なTNF-アルファが誘導されるが、
この上昇したTNF-アルファは、マウス1匹あたり400マイクロ リットルの
紫蘇葉エキスの経口的投与により削減された。紫蘇葉エキスの経口的投与はまた、
ムラミル・ディペプチド(500 マイクログラム/マウス)とOK-432(3KE/マウス)に
より誘導されたTNF-アルファ産出も阻害した。
これらの性質は紫蘇のすべての種類から得られた。
TNF-アルファ産出に対する阻害活性は、熱に対して安定的であり、
いくつかの活性分子の存在が示唆される。紫蘇葉を極細フィルターに通すと、
TNF-アルファ産出に対する阻害活性は、0.5から1kDaと、10kDa以上の質量の成分に集まっていた。
紫蘇葉エキスが抽出液の場合、顕著な活性はn-ヘキサンと酢酸エチルで
抽出された液にも見いだされたが、最強の活性は水溶液で認められた。
これらの発見は、機能的食品の毎日の使用が、生体防御機構の制御に有用かも知れない、
ということを示唆している。(keio氏の書き込みより引用)
以上のように炎症性サイトカインであるTNF-アルファは紫蘇葉エキスの飲用でも効果を発揮する
とのことなので、紫蘇茶や紫蘇ジュースも育毛に有効かもしれない。
管理人は紫蘇ジュースを自作して、冷蔵庫に保存して愛飲している。
紫蘇ジュースの作り方・・・
紫蘇の葉・・・200g(1束約100g)
酢・・・1本(500ml)
砂糖・・・氷砂糖やグラニュー糖400〜500g
水・・・大き目の鍋で紫蘇がちょうど漬かりきる位の量(2〜3リットル)
1.紫蘇の葉を取り、よく洗う。
2.鍋を用意し、紫蘇がちょうど漬かるほどの量の水を入れ火をつける。
3.沸騰したら紫蘇を入れ、2〜3分紫蘇を煮て葉を取り出す。 紫蘇の葉は煮ると色素が抜けて
紫色から緑色の葉に色が変る。
4.葉を取り出して20分位煮詰めていく間に、アクが出るので取り除く。
5.アクが出なくなったら砂糖と酢を加えて、更に30〜40分煮詰める。
6.煮詰め終わったら冷まして、密封性のある容器に移して完成。
出来た紫蘇ジュースは水や炭酸、焼酎で5〜6倍に薄めて飲用する。
作り方は、人それぞれ好みによって、甘みや酸味を調整することをおすすめする。
保存する容器はよく乾燥させる。乾燥が足りないとカビの原因になる。
紫蘇ジュースは常温で1年間保存できる。
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